フォーラムでご講演していただく講師のご紹介です。
 

フォーラム講師一覧

 

2023年度フォーラム講師一覧

専門セミナー 分科会1【 地域発デジタル社会 】

セッションⅠ

13:10-14:00

氏 名

海老原 城一(えびはら じょういち)

所属・役職

アクセンチュア株式会社 ビジネスコンサルティング本部 サステナビリティグループ マネジング・ディレクター URL

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】ebihara_2023.JPG
アクセンチュア株式会社ビジネスコンサルティング本部サステナビリティグループ日本統括 兼 アクセンチュア・イノベーションセンター福島センター共同統括
1999年アクセンチュア入社。行政、公共事業体、民間企業の戦略立案から大規模トランスフォーメーションプロジェクトまで数多く携わる。スマートシティの構想立案、デジタル戦略やサステナビリティ戦略、サーキュラー・エコノミー戦略などの策定に従事。東日本大震災以降、復興支援プロジェクトの責任者を務める。著書に『SMART CITY5.0 持続可能な共助型都市経営の姿』(インプレス、2023年)など複数。AiCTコンソーシアム代表理事、会津若松市アーキテクト、国土交通省計画部会委員、大阪市副首都ビジョンバージョンアップ検討委員会委員、宮城県DXアドバイザーなど歴任。

【講演演題】
スマートシティ会津若松の挑戦 ~デジタル田園都市国家構想を踏まえた今後の展望~

【講演要約】
2011年の震災復興に端を発し、2年連続でデジタル田園都市国家構想に選定された会津若松におけるスマートシティの取り組みと今後の展望について、これまでの歴史とこれからの狙いについて解説する。
当初は会津若松市、会津大学、アクセンチュアの3者から始まった取り組みが、現在は会津若松市、会津大学に加え、92社となったAiCTコンソーシアムでの取り組みに進化し、16のワーキンググループで活動を推進している。
「都市OS」と呼ばれるデータ連携基盤を軸に、様々な企業のサービス・データを市民の意志(=オプトイン)のもとでつなげ、市民・企業・地域にとって価値ある新しいサービス・地域モデルを三方良しで実現する。


セッションⅡ

14:10-15:00

氏 名

柴崎 恭秀(しばさき やすひで)

所属・役職

公立大学法人会津大学短期大学部 教授 地域活性化センター長 ≫ URL

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】sibasaki_2023.jpg
建築家、一級建築士、造形作家、会津大学短期大学部教授・地域活性化センター長 等。
筑波大学大学院芸術研究科修了後、大手設計事務所にて立教大学、大妻女子大学等のキャンパス計画・建築設計に携わる。独立後、建築設計事務所を主宰。主な建築作品に「長野原のアトリエ」「猪苗代のギャラリー」等。2014年グッドデザイン賞ベスト100及び特別賞、第31回福島建築文化賞正賞、2015年日本建築学会作品選奨、2017年日本建築仕上学会学会賞・作品賞等受賞。造形作品に銀座古川ギャラリー「glass ballet」、福島現代美術ビエンナーレ2008「Passage」、福島ビエンナーレ2022「星ノ座」・「空っぽとはかぎらない」等。主な著書に「まちを再生する99のアイデア-商店街活性化から震災復興まで」(彰国社)、「建築家の名言」(エクスナレッジ・共著)、「仮設住宅アーカイブス--福島の応急仮設住宅」(研究助成による出版)等。福島大学・放送大学非常勤講師。

【講演演題】
地域資源を活かす・発信する ~県産杉間伐材とオリンピックレガシー材の活用等を通して~

【講演要約】
日本は森林率が67%で世界第3位でありながら、木材の多くを輸入に頼っている。林業は低迷を続けており、東日本大震災の前は国産木材は価格を下げ、震災後は徐々に価格が上がって、コロナ過では高騰に至った。福島県は森林面積が国内第4位で、八溝山系から会津に至ってはその資源が豊富な地であるが、やはり林業は低迷を続けている。このような状況のなか、福島県産の杉間伐材の活用に震災前から取り組んできた。杉材の特性を活かしたパネルの開発から、鉄骨造と組み合わせた角ログ構法の試み、震災直後の木造応急仮設住宅への応用、さらには新たなCLTパネルの活用等を事例を通して紹介する。また、東京オリンピックの選手村で使用した福島県杉材(レガシー材)の再利用の取り組みについても紹介する。


セッションⅢ

15:10-16:00

氏 名

中村 章人(なかむら あきひと)

所属・役職

公立大学法人会津大学 コンピュータ理工学科 教授 ≫ URL

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】nakamura_2023.jpeg
1994年より通商産業省工業技術院電子技術総合研究所(2001年に独立行政法人産業技術総合研究所に改組)で情報通信技術の研究に従事。1999年4月から2000年3月まで通商産業省機械情報産業局電子機器課に勤務。2015年より会津大学。情報セキュリティの研究・教育に従事。福島県警察サイバー犯罪対策アドバイザー、福島県情報化推進アドバイザー、福島県生徒指導アドバイザー。

【講演演題】
サイバーセキュリティ最前線

【講演要約】
 企業などに対するサイバー攻撃や個人を狙ったサイバー犯罪が増加しており、大きな社会問題となっています。特に、ランサムウェアやフィッシングによる被害が拡大しています。一方、企業や行政におけるDXの進化において、データの有効利用やAIの活用におけるセキュリティとプライバシーの問題も議論を呼んでいます。本講演では、サイバー空間における脅威の現状と最近のインシデント事例を概観し、会津大学におけるサイバーセキュリティの研究および人材育成と、産官学連携の取り組みを紹介します。

専門セミナー 分科会2 【 先端ICT 】

セッションⅠ

13:10-14:00

講演要約及び
プロフィール

【講演演題】
目的特化型AIチップの開発、地域で必要とするAIを大学で創る

【講演要約】
本セッション前半は会津大学と共同研究を進めながら開発している電力マネジメントに特化したAI技術及びAIのチップ化について会津コンピュータサイエンス研究所の取り組みをご紹介します。従来型のAI技術との違い、共同研究に至る経緯、研究開発の進め方など産学連携をお考えの方には参考になる内容となります。
後半は、会津大学ベン教授が進めている人間の脳の構造をより高度に模倣したスパイキングニューラルネットワークの研究及びその応用分野、将来性についてご紹介します。

氏 名

Ben ABDALLAH Abderazek(ベン アブダラ アブデラゼク)

所属・役職

公立大学法人会津大学 コンピュータ理工学科/コンピュータ工学部門 教授 副学長 ≫ URL
【講師プロフィール】ben_2023.jpeg

令和4年4月~ 理事・コンピュータ理工学部長,会津大学
2014.4-2022.03 コンピュータ工学部門長, 会津大学
2014.4-現在 教育研究評議会委員、会津大学
2014.4-現在 教授、会津大学
2012.4-2014.3 上級准教授、会津大学
2011.4-2012.3 准教授、会津大学
2007.10-2011.3 助教授、会津大学, 会津若松
2007.4-2007.9 助教授、国立大学法人電気通信大学,東京
2002.4-2007.3 研究員、国立大学法人電気通信大学,東京
1999.4-2002.3 博士 (コンピュータ工学), 国立大学法人電気通信大学,東京

氏 名

久田 雅之(ひさだ まさゆき)

所属・役職

株式会社会津コンピュータサイエンス研究所 代表取締役 ≫ URL
【講師プロフィール】hisada_2023.jpeg

愛知県常滑市出身。
会津大学の第一期生、2002年同大大学院博士後期課程修了(コンピュータ理工学博士)。
ベンチャー企業の研究員、大学の教員を務めた後、2007年に株式会社会津ラボを創業、ブロックチェーン技術を活用した電力取引や自動運転の実証試験など先端的な研究開発に取り組む。
2019年4月に会津コンピュータサイエンス研究所を設立(代表取締役所長)、現在はエネルギー分野でのIT・ICT技術を活用した先端的な研究開発に取り組んでいる。
株式会社シンク取締役CTO、情報経営イノベーション専門職大学客員教授、会津大学客員教授


セッションⅡ

16:10-17:00

講演要約及び
プロフィール

【講演演題】
ビッグデータからAIへ 〜産業界におけるDXの次なる展望〜

【講演要約】
産業界におけるIoTやビッグデータの活用は大きなトレンドとなり、様々な取り組みが行われました。観光産業、リテール産業という2つの異なる分野においてハード、ソフト、更にはデータを活用した取り組みを進めてきたお2人をお招きし、これまでの取り組み・成果をご紹介頂きます。今後のAI技術、チップ化含めたエッジAI技術を見据えて、どのような未来がまっているのか、その可能性について議論したいと思います。

氏 名

大木 哲秀(オオギ テツヒデ)

所属・役職

サンデン・リテールシステム株式会社 常務執行役員 ≫ URL
【講師プロフィール】ogi_2023.JPG
1993年群馬大学を卒業後、サンデン株式会社(当時)に入社。
自動販売機の開発に携わり、1997年に無人コンビニに挑戦。
2002年より国内外の商品企画を担当し、2018年より現職となり新商品・新事業の企画を牽引する。
またCIOとしてIT戦略を立案し、クラウドサービス構築や新システム導入等を指南する。

氏 名

高柳 寛樹(タカヤナギ ヒロキ)

所属・役職

立教大学大学院 客員准教授・日本スキー場開発株式会社 社外取締役 ≫ URL
【講師プロフィール】takayanagi_2023.jpg
1976年東京生まれ東京育ち。立教大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程前期課程修了。1997年、大学在学中にBtoBのクラウドサービス企業を創業。その後、ソフトウェア、インターネット領域で連続起業し、20年以上の経営を経て上場企業へ売却をした。現在は重点5領域のTechスタートアップへの投資を行いながら、これまでの経験を活かしソフトウェア、インターネットに係るアドバイザリー会社なども経営しつつ、上場企業のDXアドバイザー、社外取締役なども兼務する。2002年からは立教大学大学院のビジネススクールを中心に教鞭をとり、スタートアップ、DX、観光地域産業などに関する講義、研究を行う。現在、長野県白馬村在住。複住、複業の実践者。アロワナパートナーズ株式会社代表取締役、株式会社高寿商事取締役ファウンダー、ガーディン・アドバイザーズ株式会社パートナー 兼 IT前提経営アーキテクト、立教大学客員准教授などを兼務。公益財団法人全日本スキー連盟の専門委員なども併任する。


セッションⅢ

15:10-16:00

講演要約及び
プロフィール

【講演演題】
AIチップによるエッジAIのこれから

【講演要約】
会津大学においてエッジAIに取り組まれるお二人の先生をお招きし、エッジAIにおける原状の取り組み概要と課題についてお話頂きます。次に現在研究として力を入れている、低消費電力化と耐障害性の2つの視点で現在の取り組み、応用分野と今後の展開についてお伺いします。また大学として、教育・研究機関の立場から産学連携の進め方、社会実装に至るまで、その可能性について議論したいと思います。

氏 名

齋藤 寛(サイトウ ヒロシ)

所属・役職

会津大学 コンピュータ工学部門長 教授 ≫ URL

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】saito_2023.png
1998 会津大学卒
2000 会津大学大学院 博士前期課程修了
2003 東京大学大学院 博士後期課程修了 博士(工学) )
2004 会津大学に着任
2022 会津大学コンピュータ理工学部 コンピュータ工学部門 部門長
研究テーマは、集積回路の設計技術、センサーネットワークの応用、エッジAIシステムの開発など。最近は、開発したエッジAIシステムを地域課題解決(獣害対策など)に応用することを中心に研究を行っている。【講演演題】
AIチップによるエッジAIのこれから

【講演要約】
会津大学においてエッジAIに取り組まれるお二人の先生をお招きし、エッジAIにおける原状の取り組み概要と課題についてお話頂きます。次に現在研究として力を入れている、低消費電力化と耐障害性の2つの視点で現在の取り組み、応用分野と今後の展開についてお伺いします。また大学として、教育・研究機関の立場から産学連携の進め方、社会実装に至るまで、その可能性について議論したいと思います。

氏 名

富岡 洋一(トミオカ ヨウイチ)

所属・役職

会津大学 コンピュータ工学部門長 上級准教授 ≫ URL

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】 saito_2023.png
東京工業大学工学部 情報工学科卒業。同大学大学院理工学研究科集積システム専攻 修士課程修了。 博士後期課程修了 博士(工学)。同大学特別研究員を経て、2009年に東京農工大学大学院工学研究院 先端電気電子部門 助教に着任。その後、2015年4月に会津大学 コンピュータ理工学部 准教授に着任。2019年に同大学上級准教授に着任し、現在に至る。現在は主に、統計的解析、機械学習、深層学習に基づく画像認識の応用やFPGAを用いた画像認識の高速化、低消費電力化、小面積化、耐故障化の研究に従事。

専門セミナー 分科会3 【 人材育成 】

セッションⅠ 

13:10-14:00

講演要約及び
プロフィール

【講演演題】
ロボットソフトウェア開発と人材育成
【講演要約】
最近では、家電、ロボット、AIシステムなど、生活や社会活動に不可欠な多くのものがソフトウェアに依存している。ソフトウェアを創造する技術がプログラミングであり、初等教育への導入や高校での必須化などからもわかるように、プログラミングはますます重要なスキルとして注目されている。一方、高等教育機関が立地しておらず、ICT教育の指導者が不足している地域では、人材育成が大きな課題となっている。本講演では、福島県の事業等を通して会津大学が取り組む様々な人材育成活動を紹介する。具体的には、若手人材育成、リカレント教育、全国大会の開催、世界大会へ向けた選手育成などの活動と成果を紹介する。さらに、これらの人材育成活動を技術で支援するための研究開発の内容と計画を紹介する。

氏 名

渡部 有隆(ワタノベ ユタカ)

所属・役職

会津大学 情報システム学部門 上級准教授 ≫ URL

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】watanobe_2023.jpeg
1979年、福島県生まれ。会津大学上級准教授。会津大学大学院コンピュータ理工学研究科博士課程を修了後、日本学術振興会特別研究員(PD)に採用。2008年より会津大学助教。2009年より会津大学准教授。2016年より会津大学上級准教授。研究テーマはソフトウェア工学、AI工学、プログラミング、機械学習、クラウドロボティクス、教育支援など。著書として、「4つの言語で解ける実践プログラミング問題集」、「プログラミングコンテスト攻略のためのアルゴリズムとデータ構造」など多数。情報処理学会優秀教育賞受賞。

氏 名

成瀬 継太郎(ナルセ ケイタロウ)

所属・役職

会津大学 情報システム学部門長 教授 ≫ URL

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】naruse_2023.jpg
1995年北海道大学大学院工学研究科精密工学専攻博士後期課程修了、博士(工学)。 1995年米国ニュージャージ工科大学ポストドクター研究員、1998年北海道大学大学院情報科学研究科助手。 2004年会津大学講師、その後准教授、上級准教授を経て、2017年 同大学教授、現在に至る。 ロボット情報システム(経路計画・運動学・制御、及び3次元形状認識)、サイバーフィジカルシステム、群ロボットシステム、災害対応ロボット、農業用ロボット、産業用ロボットの研究開発に従事。

氏 名

屋代 眞(やしろ まこと)

所属・役職

会津大学 復興支援センター 特任教授

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】yashiro_2023.png
東京都出身。1978年に東京大学理学系研究科物理学修士課程を修了し、日本アイ・ビー・エムに入社。電子回路やシステム設計のエンジニアを経て、ソフトウェアやノートブックPC等の開発マネージメントなど、製品の研究開発を行う。2007年から科学技術振興機構で大学や企業とともにディペンダブルシステムの研究開発を行う。2015年からは会津大学復興支援センターに於いて、ロボット技術の研究開発を中心に産学連携のプロジェクトマネージメントを行い、現在に至る。研究開発や産学連携のマネージメントの経験が豊富。

【講演演題】
復興知プロジェクト - 若手人材が輝くロボット・ICT 人材育成プログラム

【講演要約】
 ロボット産業と人材の育成は福島県の復興の柱の一つとなっている。近年のロボットシステムではソフトウェアが大きな割合を占め、ハードとソフトの両面からロボットを開発できる人材が必要とされている。一方、高等教育機関が立地していない地域では、ICT人材育成が大きな課題となっている。本講演では、福島県浜通り地域等において、会津大学が研究機関や教育機関と連携しながら取り組む、ロボット産業振興・発展に必要なロボット及びロボット関連ICT技術習得を目指す、若手のための人材育成事業を紹介する。具体的には、講師養成研修、プログラミング演習、ロボット技術演習、ロボットシミュレータ研修、高校生課題研究活動支援の内容と実績を紹介する。


セッションⅡ

14:10-15:00

氏 名

大西 威一郎(オオニシ イイチロウ)

所属・役職

株式会社クフウシヤ 代表取締役 ≫ URL

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】onisi_2023.jpg
㈱クフウシヤは福島県南相馬市と神奈川県相模原市を拠点に自律移動型サービスロボットの研究開発&受託開発とUniversal Robot 等の協働ロボットSIer に取り組む、創業9年目のロボットベンチャーです。SLAM やNavigation Stack 等のROS ソフトウェア開発のノウハウを強みとして、メカ/ 電気も社内にて一貫設計で対応し、未だ世の中にない自律移動型ロボットの開発に取り組んでいます。
製作実績は、自社製品として業務用ドライ掃除ロボットAsion や自律移動型階段昇降ロボット、TIG 溶接支援ロボットCO TIG Welders、受託開発として日本科学未来館様「AI スーツケース」や㈱大気社様「環境測定ロボット」など。

【講演演題】
先進ロボットの動向と南相馬のロボット産業

【講演要約】
福島県南相馬市に立地する福島ロボットテストフィールドにおいて開発に取り組んできた当社の自律移動ロボット開発事例のご紹介と、これまでFAや産ロボが中心となって発展してきた「ロボットビジネス」市場において、サービスロボットの開発や導入に関しての社会的要請が高まっている直近の状況、イノベーション・コースト構想を推進する福島県浜通り地域において多くのロボットベンチャーが浜通りならではのロボット開発に取り組んでいる現状、南相馬市において地元企業と進出企業が融合し、独自にメイドイン南相馬のロボット開発に取り組んできた経緯や今後の展望などについてご紹介させていただきます。



セッションⅢ

15:10-16:00

氏 名

大竹 真紀子(オオタケ マキコ)

所属・役職

会津大学 情報システム学部門 教授 ≫ URL

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】Ohtake_2023.jpg
JAXAにて月周回衛星「かぐや」の観測機器マルチバンドイメージャの開発責任者等を担当し、2020年3月より会津大学に赴任.現在はリモートセンシングデータを用いた画像解析、AIによる月面の地質図の作成アルゴリズムの開発や、箱庭構想実現に向け関連する研究等を行っている。

【講演演題】
会津大学・AiCT連携プログラム -会津大生AiCT実践プログラム(ASAP)
①取組紹介


【講演要約】
 会津大学では、ロボット開発に計算機シミュレーションを取り入れたサイバーフィジカルシステムを導入し、実空間・バーチャル空間両情報を組み合わせて、宇宙・極限環境の両方で効率的かつ信頼性の高いロボット開発を一貫して(製造から運用・解析まで)実施する「月火星箱庭構想」を提案している。この構想では宇宙・極限ロボットのサプライチェーンを構築し、福島や東北地方の学術・産業界への貢献を目指す。構想の一環として,昨年度から文科省の宇宙航空科学技術推進委託費「AI・デジタル化×宇宙」技術革新人材育成プログラムとして採択をうけ、月火星箱庭構想の一部機能を教育プログラムとして実施している。講演では、本構想の実現に向けた取り組みについて、特に昨年度からの進捗を紹介する。

セッションⅢ 2)

   

氏 名

小川 佳子(オガワ ヨシコ)

所属・役職

会津大学 情報システム学部門 上級准教授 ≫ URL

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】ogawa_2023.jpg
惑星科学、リモートセンシング、データ可視化を専門とする。 日本および海外の月・火星探査、特に周回衛星から得られた画像やVNIRスペクトルデータの解析、および、探査データの可視化ツール開発等の研究を行っている。

【講演演題】
月火星箱庭構想サブプロジェクト:"リモート箱庭" (箱庭の遠隔管制・通信系整備) 事業計画の紹介

【講演要約】
会津大学の「月火星箱庭構想」のサブプロジェクトとして福島ロボテスフィールドで行う地上実証実験等の遠隔管制・通信システムを確立するための"リモート箱庭"事業計画について紹介する。本計画は、福島県の「R5年度産学連携宇宙研究開発支援事業費補助金事業」として採択をうけ、10月より始動中である。月面ローバ等の遠隔操縦実験に向けた データ通信・可視化システムの確立とRTF利活用への展開を目指す。今年度および今後3年間の事業計画概要、さらにそれ以降のビジョンを、県内外3企業との連携の取り組みを含めて、紹介する。本講演での議論等を県内企業とのさらなる連携や交流を深める機会としたい。

 
 
 
トップページに戻る
 
 

<会津IT秋フォーラム2023協賛企業>