フォーラムでご講演していただく講師のご紹介です。
 

フォーラム講師一覧

 

2016年度フォーラム講師一覧

特別講演1

時    間

10:10-11:20

会    場

会津大学講堂

氏    名

 安井 望(やすい のぞむ)氏

職  業

デロイトトーマツコンサルティング合同会社 執行役員

URL

デロイトトーマツコンサルティング合同会社

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】安井 望 氏
デロイトトーマツコンサルティング合同会社 執行役員。
外資系コンサルティング会社数社を経て、2009年にデロイトトーマツコンサルティングに参画。
Deloitte Digitalを含む、Technologyを活用した経営改革を推進するサービス部門の責任者を務める。
経営管理やサプライチェーンマネジメントといった企業の部門を跨がる全社改革プロジェクトに多数従事。
Technology関連では大型汎用機のプログラム開発、ERP導入等を経験し、現在では業務とシステムの整合を取った企業全体のシステムアーキテクチャー構築を得意とする。
主な著書:「グローバル情報システムの再構築シリーズ 会計/ロジスティクス/情報管理」「グローバル経営の意思決定スピード」(中央経済社)他

【講演演題】
Global Tech Trend 2016~社会を変えていくテクノロジーの進化、日本はどう変わるべきか~

【講演要約】
日頃の私たちの生活でもDigital化の波は感じることができているが、Globalに目を向けると日本よりも速いスピードでその活用を進めてきている。私の発表ではGlobalの最新Technology Trendを照会するとともに、そのような新しいTechnologyが日本の社会をどう変えていく可能性があるのか、日本の企業への影響を含めて解説を加えていく。日本だからこそ活用が難しいものもあり、必ずしもGlobalの事例をそのまま取り入れることはできないが、どういった工夫をしていくことでその障壁が取り除けるのかといった点についても、私なりの回答を示していきたい。

特別講演2

時    間

11:30-12:10

会    場

会津大学講堂

氏    名

北島 明文(きたしま あきふみ)氏

大学・企業名

福島県商工労働部

所属部署・役職

ロボット産業推進室 室長

URL

福島県ロボット産業推進室 

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】北島 明文 氏
2009年 経済産業省産業人材政策室
2011年 経済産業省産業機械課(ロボット担当)
2014年 資源エネルギー庁省エネルギー対策課
2016年 現職
【講演要約】
物流、インフラ点検、災害対応などの分野にロボットやドローンを導入するため、多様な使用環境を模擬する50haのテストフィールドを、福島県に整備しているところです。ロボットの実証には様々な要因について試験を繰り返す必要があり、福島県のテストフィールドはこれらに必要な設備をワンストップで提供できる国内唯一のものとなります。
また、ドローンが長距離飛行試験をする場合には、地域住民や公的機関との事前調整を要するため、行政には仲介によって事業者の負担を軽減する役割が求められます。テストフィールドの概要に合わせ、福島県でのこうした仲介の取り組みについても紹介致します。

専門セミナー①【テーマA】IoT

〔セミナーⅠ〕時間

13:10-14:00

会    場

会津大学先端ICTラボ(LICTiA)1F

氏    名

谷 幹也(たに みきや)氏

大学・企業名

日本電気株式会社r

所属部署・役職

ビジネスイノベーション統括ユニット技術イノベーション戦略本部 兼 IoT戦略室 本部長

URL

日本電気株式会社

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】谷 幹也 氏
1988年京都大学工学研究科数理工学修士卒業。
NEC入社後、言語解析、自然言語インタフェース、電子図書館、著作権管理システムの研究、セキュリティ研究の統括、サービスのモデリング・評価技術の研究統括を経て2014年より現職。
NEC全社の技術開発戦略の策定に従事. 2015年10月よりIoT戦略室を兼務、2016年4月より本部長。
情報セキュリティ大学院大学/連携教授、京都大学非常勤講師

【講演演題】
IoT時代の社会価値創造に向けて

【講演要約】
IoT(Internet of Things)によって、これまでインターネットに繋がっていなかった、さまざまな機器からデータが集められるようになると、世界のデータ量は2020年までに、2013年の約10倍まで膨らむという試算が出ています。世の中に溢れている大量のデータをリアルタイムに収集し、集まった大量データを高度な分析により「情報」や「知識」に変換され、ヒト・モノ・コトにリアルタイムにフィードバックされ、価値が見出されます。その結果、知識創造のプロセスが変化し、新たな社会価値創造の機会が現れ、産業構造の変革や業界再編が起こってきます。 このようなIoT時代の社会価値創造に向けて、NECが目指すものをIoTの最新事例を中心に紹介します。

〔セミナーⅡ〕時間

14:10-15:00

会    場

会津大学先端ICTラボ(LICTiA)1F

氏    名

村井 遊(むらい ゆう)氏

大学・企業名

会津若松市

所属部署・役職

企画政策部 副参事

URL

会津若松市

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】村井 遊氏
平成23年 総務省総合通信基盤局電気通信技術システム課
平成25年 総務省大臣官房総務課
平成26年 会津若松市企画政策部)

【講演演題】
IoT時代を見据えた会津若松市の取組

【講演要約】
会津若松市が震災以降取り組んでいる『スマートシティ会津若松』の取組についてIoT関連の事業を中心に紹介するとともに、今後の方向性をお伝えします。

〔セミナーⅢ〕時間

15:10-15:35

会    場

会津大学先端ICTラボ(LICTiA)1F

氏    名

常松 定則(つねまつ さだのり)氏

大学・企業名

株式会社 エフコム

所属部署・役職

営業本部 部長

URL

株式会社 エフコム

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】常松 定則 氏
1967年 福島県出身
1992年 日本大学法学部法律学科卒
〃  ㈱福島ファコムセンタ(現、㈱エフコム)入社
システムエンジニアを経験後、会津大学開学に合わせて営業職へ転身。
1990年前半当時のトレンド『ネオダマ(*)』をKeyWordとして、文教・公共市場を中心に新規ソリューションビジネスに従事。
(*)ネ...Network、オ...Open化(UNIX)、ダ...DownSizing、マ...MultiMedia, MultiVenor
現在は、①自社データセンター及びクラウドビジネス推進、②新規ビジネス創出、③産学官連携、④地域ビジネス活性化(福島復興・地方創生含む)等を担当。
また、会津大学開学時より地元SIベンダーとして関与。本フォーラムについては、2007年よりその趣旨(会津をITの先進地としてのブランド化し、地域の活性化を図る)に賛同し、協賛並びに運営支援をさせていただいております。

【講演演題】
社会インフラにおけるIoT活用(実証事例)

【講演要約】
【事例①】道路パトロール
住民生活の利便性向上、安全安心・防災減災の面で、効果的な道路の維持管理を図るべく、スマートフォン(加速度センサー内臓)で自動的に道路の凹凸情報を収集し、地図情報と組み合わせることで舗装状態を簡易診断し、その有効性を実証。
【事例②】下水道水位センサー
ゲリラ豪雨等による住宅地や市街地の浸水被害軽減を図るべく、水位計測機能を備えたセンサーをマンホールに組み込んで、下水道の水位を計測し氾濫の兆候などを予測し、その有効性を実証。

〔ナミナーⅢ〕時間

15:35-16:00

会    場

会津大学先端ICTラボ(LICTiA)1F

氏    名

久田 雅之(ひさだ まさゆき)氏

大学・企業名

株式会社 会津ラボ

所属部署・役職

代表取締役

URL

株式会社 会津ラボ

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】久田 雅之氏
2002年3月 会津大学大学院博士後期課程修了(コンピュータ理工学博士)
2002年4月 株式会社ネットワークセキュリティテクノロジージャパン研究所
2003年4月 金沢工業大学工学部情報工学科 講師
2006年7月 株式会社NST 取締役兼CTO
2007年1月 株式会社会津ラボ 代表取締役
現在に至る
専門分野:
コンピュータグラフィックス
Webアプリケーションセキュリティ
クラウド情報基盤


【講演演題】
IoT関連分野におけるAWS活用事例のご紹介

【講演要約】
弊社ではスマートフォンアプリケーションとクラウド情報基盤を連携させた案件事例が数多くあります。直近ではハードウェアをクラウド情報基盤に接続する取り組みが急増しています。
クラウド情報基盤としてはAmazon Web Services (AWS)を積極的に活用しており、社内外の様々なプロジェクトで活用実績があります。案件の大小に関わらず、水平、垂直の両面からスケーラビリティが容易に確保出来る事がメリットです。
直近の弊社取り組み、他社連携の取り組みについてご紹介しながら、AWSの採用メリット、活用事例について発表します。

専門セミナー②【テーマB】地域連携

〔セミナーⅠ〕時間

13:10-14:00

会    場

会津大学UBIC 3Dシアター

氏    名

藤井 靖史(ふじい やすし)

大学・企業名

会津大学

所属部署・役職

産業イノベーションセンター 准教授

URL

産業イノベーションセンター

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】藤井 靖史
1977年生まれ。京都府出身。現在の奥さんと結婚するために東北へ移住。
海外や東北にてベンチャー企業設立に関わるシリアルアントレプレナー(連続起業家)。
直近では2012年にKLab株式会社とのM&Aを行い、EXIT。(その後、公立大学法人会津大学へ)
2013年にCODE for AIZUを立ち上げ、シビックテック(市民がテクノロジーを使って地域課題を解決する)活動を行っている。

【講演演題】
課題解決型人材育成モデル事業について「ITを利活用した『地方創生』の取組」

【講演要約】
~縮小ニッポンにおけるプロジェクトづくり~
縮小ニッポンなどと言われる現代の日本。地方でプロジェクトを興すポイントについて、実績をもとにお話しさせていただきたい。

〔セミナーⅡ〕時間

14:10-15:00

会    場

会津大学UBIC 3Dシアター

氏    名

間仁田 裕美(まにた ゆみ)氏

大学・企業名

一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター、警視庁

所属部署・役職

調査・分析部長、警視

URL

一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】間仁田 裕美 氏
平成13年に東京工業大学大学院を卒業し警察庁に入庁。
平成15年に警察庁の情報技術犯罪対策課新設に携わり、その後平成16年に同課に所属。
中部管区愛知県情報通信部情報技術解析課における地方勤務、内閣官房IT担当室への出向を経て、平成22年から3年間警察庁警備局警備企画課課長補佐としてサイバー攻撃対策を担当。
平成25年からは警察庁生活安全局情報技術犯罪対策課課長補佐として被害防止対策と国際連携を担当。その間、オランダ国家警察のハイテク犯罪特別捜査隊にも1年勤務。
平成28年からは日本サイバー犯罪対策センター(JC3)において産学官の連携を推進。

【講演演題】
サイバー空間の脅威の現状と対策

【講演要約】
多様化・巧妙化・組織化するサイバー空間の脅威の現状を踏まえ、こうした脅威を分析し、背後にいる犯罪インフラ、攻撃主体を特定し、取り除くことにより、より安心安全なサイバー空間を目指す日本サイバー犯罪対策センター(JC3)による官民連携の取組を始め、サイバー空間の脅威への対策について説明する。

〔セミナーⅢ〕時間

15:10-16:00

会    場

会津大学UBIC 3Dシアター

大学・企業名

会津大学

URL

会津大学

プロジェクト名

地域イノベーション戦略支援プログラム

講演要約

公立大学法人 会津大学では、平成24年度より、スマートグリッドの情報技術の研究に取り組み、テストベッドシステムを開発、地域に開放することに着手しております。
また、産総研、福島大学、会津若松市と連携し、再生可能エネルギー、スマートグリッド分野における先進的システムの事例開発にも取り組んでいます。
ふくしまエネルギーマネージメントコンソーシアムのメンバーとして、産学連携のもと、実用化に向けた支援活動も実施ております。

氏    名

冨田 康男(とみた やすお)

大学・企業名

公益財団法人福島県産業振興センター

所属部署・役職

冨田 康男
技術支援部 地域連携コーディネーター
【講演要約】
「ふくしまイノベーション戦略推進地域・地域イノベーション戦略支援プログラム」地域連携コーディネーター。フリーカメラマン。1950年福島市生まれ。山形大学大学院 理工学研究科 技術経営学(MOT)修了。北芝電機株式会社において、メカトロニクスシステムや熱交換システムの技術研究および新製品開発に従事。2001年同社取締役に就任。経営企画、メカトロシステム事業および車載モータ海外展開事業責任者等を歴任。2007年より中国・杭芝機電有限公司董事。2010年より北芝電機技術顧問。2013年より現職を担う。
【講演要約】
『地域イノベーション戦略支援プログラム』は、国の科学技術基本計画に基づいて「地域がその強みや特性を活かし、自律的に科学技術イノベーション活動を展開できる仕組みを構築するもの」として、文部科学省の補助事業として取り組んでおります。 本県では、東日本大震災からの復旧・復興をめざし『再生可能エネルギー先駆けの地 ふくしまイノベーション戦略推進地域』として、本プログラムを通じて、会津大学をはじめ県内理工系4大学の研究開発により、地域企業と一体となって、再生可能エネルギーに関連したイノベーションを創出し、再エネ関連産業の集積と雇用の拡大に取り組んでおり、その活動内容と成果事例などについて、概要を紹介します。

氏    名

菊地 伸治(きくち しんじ)

大学・企業名

会津大学

所属部署・役職

菊地 伸治
特任教授
【講演要約】
1987年東北大学大学院工学研究科修了、2013年会津大学大学院コンピュータ理工学研究科修了、博士(コンピュータ理工学) 1987年~2014年、日本電気株式会社・生産技術開発/ソフトウエア開発グループ/中央研究所等にて工場内リアルタイムネットワークプロトコルの開発実装、LSI設計~製造領域でのCIMS/CALS/電子カタログ等のアーキテクチャ開発実装。同領域の関連オントロジ、RosettaNet関係プロトコル開発等に参加。またDBアダプタ類を始めとするSOA関連製品開発、地域情報基盤のアーキテクチャ開発、クラウド関係のプロビジョニング制御方式の研究開発等も手掛け、マイナンバ関係基盤の技術評価等にも関わる。2014年から現職。IEICE/IEEE/ACM各会員。
【講演要約】
東日本大震災・福島第一原子力発電所事故を契機として、再生可能エネルギーの普及促進と災害時等における安定した電力供給の確立が急がれる。また、エネルギーIoT・デマンドレスポンス等の確立も急務であり、それらの基盤技術開発が必要である。従来のスマートグリッド関連の情報環境では計装系、デマンドレスポンス系のプロトコル等、多種多様であり、広範囲なシステム要素の連携が必要である。この講演ではエネルギーデータの集積・統合・利活用を視野にスマートグリッド・IoT指向の情報基盤技術・プロトタイプ、それらによるテストベッド、並びに再生可能エネルギー関係・関連デバイス類の産業集積を目指す福島県にて、どの様にテストベッドの活用促進が出来るか、その可能性を説明する。

氏    名

山崎 治郎(やまざき じろう)

大学・企業名

会津大学

所属部署・役職

山崎 治郎
特任上級准教授
【講演要約】
1988年ネットワンシステムズ株式会社創立時よりネットワークエンジニアとして、 長年にわたり多数の大手企業や通信事業者の情報通信用のネットワーク設計・構築に携わる。2011年東日本大震災、原発事故の発生を機に、独学で電力システム、スマートグリッドの調査・研究を開始する。2012年8月に会津大学に招聘され、 "持続循環社会を実現するスマートグリッドのためのビッグデータ・スマートアナリシス"をテーマとした研究開発に従事し、現在にいたる。この間、再生可能エネルギーに関連した複数の実証プロジェクトを産業技術総合研究所、福島大学等の関連研究機関や地元企業とともに推進して来ている。主な研究分野は、情報通信、スマートグリッド・再生可能エネルギーに関する通信ネットワーク・情報基盤・ビッグデータ解析技術など。
【講演要約】
2011年3月の東日本大震災とそれに続く東京電力第一原子力発電所の事故の発生以後、再生可能エネルギーは、原子力や火力などの化石燃料に代わるエネルギーとしてにわかに脚光を浴びるようになり、福島県をはじめとする国内で急速に普及が進んでいる。一方、太陽光、風力などによる再生可能エネルギーは、化石燃料に比較すると変動が激しく予測や制御が難しいことなどが大きな課題であり、それらの利用を最適化するための技術は、今後多くの発展の余地が残されている。本発表では、再生可能エネルギーが主体となることが想定される将来のエネルギー管理分野におけるビッグデータ解析の活用形態と、そのために必要なデータ処理のフレームワーク、及びそれを参照したシステム構築事例について実例を交えて紹介する。

〔セミナーⅠ〕時間

13:10-14:00

会    場

会津大学先端ICTラボ(LICTiA)2F

氏    名

丸山 不二夫(まるやま ふじお)氏

大学・企業名

マルレク+MaruLabo

所属部署・役職

代表

URL

マルレク+MaruLabo

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】丸山 不二夫 氏
東京大学教育学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。 稚内北星学園大学学長(2000年〜2007年)。早稲田大学大学院情報生産システム研究科客員教授(2007年〜2015年)。 IT関連のオープンなコミュニティーを組織してきた。日本Javaユーザ会、日本Androidの会会長。クラウド研究会代表を歴任。現在はIT技術者の情報共有コミュニティー「マルレク」を主宰。昨今は学生向けのディープラーニングの開発・教育のコミュニティー「MaruLabo」を主宰している。

【講演演題】
人工知能とその応用 --- 過去・現在・未来

【講演要約】
ニューラル・ネットワークを中心に、人工知能研究の歴史を概観しながら、現在の時点でのその応用(画像認識・自動運転技術・パーソナル・アシスタント・システム等)の取り組みを紹介します。あわせて、自然言語理解と知識ネットワーク検索技術をトピックに、人工知能技術の課題と可能性を考えます。

〔セミナーⅡ〕時間

14:10-15:00

会    場

会津大学先端ICTラボ(LICTiA)2F

氏    名

佐藤 一憲(さとう かずのり)氏

大学・企業名

グーグル株式会社

所属部署・役職

クラウドプラットフォーム デベロッパーアドボケイト

URL

グーグル株式会社

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】佐藤 一憲 氏
Google Cloud Platformチームのデベロッパーアドボケイトとして、TensorFlow、Vision API、BigQuery等のデータ分析および機械学習プロダクトの開発者支援チームのグローバルリードを担当。Google I/O 2016、Hadoop Summit 2016、Strata+Hadoop World 2016 San JoseおよびNYC、ODSC East/West 2016、Google Next 2015 NYCおよびTel Aviv等の主要イベントでスピーカーを務める。Googleクラウドの開発者コミュニティを7年以上にわたり支援してきたほか、ハードウェアやIoTにも興味を持ちFPGA技術の勉強会を2013年より主宰している。

【講演演題】
Googleがめざす、誰もが使える機械学習

【講演要約】
ニューラルネットワークとは何か? ディープラーニングはなぜ注目を集めているのか? 実開発での利用の課題は? このセッションでは、これらの疑問について議論し、さらにGoogleフォトやAndroid、Google検索等で利用されているGoogleにおける大規模なニューラルネットワーク導入事例を紹介します。また後半では、Cloud Vision API、Speech API、TensorFlow、CloudMLなど、Googleが提供するスケーラブルでフルマネージドのクラウドサービスについて解説し、Googleの機械学習技術を活用する方法を紹介します。

〔セミナーⅢ〕時間

15:10-16:00

会    場

会津大学先端ICTラボ(LICTiA)2F

氏    名

栄藤 稔(エトウ ミノル)氏

大学・企業名

株式会社NTTドコモ

所属部署・役職

執行役員 イノベーション統括部長

URL

株式会社NTTドコモ

プロフィール及び
講演要約

【講師プロフィール】栄藤 稔 氏
3年毎にやることが変わる技術屋。学生時代はZ80で並列コンピュータ試作する計算機研究。パナソニックに就職と共にデジタルVCR試作。
3年後ATRに出向。役に立たない非単調推論、知識構造表現を研究。
ATRから大学に行き、パターン認識研究を2年間。これで学位取得。パナソニックに戻りMPEG標準化のリーダー。2000年にドコモに転じ、モバイルマルチメディアを担当。そのときAppleと組んで定めたファイル形式がMP4。自称iPodの外祖父。
2002年末にシリコンバレーに異動となり、モバイルインターネット。一方で、標準化活動でMPEGのエミー賞受賞に貢献。2005年に日本に戻り、分散音声認識を商用化。2007年にデータマイニングを立ち上げ、並列分散ペタバイトデータベースを構築。twitterなどストリーム処理を含めた自然言語処理応用をデータ量と並列計算システムで解決するアプローチを実践。これは「しゃべってコンシェル」で具現化。
2012年6月より、戦略企画部門に移り、ネットワークインフラ強化とクラウドによる新規事業創出を担当。 2014年6月よりNTTグループの投資部門であるNTTドコモベンチャーズ社長及び2014年10月より機械翻訳の新規事業である株式会社みらい翻訳の社長を兼務。
1985年広島大院修士了。工学博士(大阪大学)。
twitter IDはmickbean。
詳しい略歴は以下を参照のこと
http://www.linkedin.com/in/micketoh

【講演演題】
今のAIブームは本物か? 米国を中心とした応用事例から学ぶAI事情
「通信ネットワークの発展と通信・センサーデバイスの低廉化により、 モノのインターネット(IoT) が登場しようとしている。 これらにより、ビッグ データと機械学習による人工知能がこれまで不可能であった産業の自動化を可能にしつつある。 その現象は第4次産業革命とも言われ、大変化が情報通信産業だけでなく、農業や製造業など第一次、第二次産業にも及ぼうとしている。 IoTと並んでAIという言葉が巷間で取りざたされているが、AIはこれまで2度のブームがあった。 1980年から1990年の第2次ブームを経験した研究者からはこの第3次ブームはいつ終わるか?という議論も出ている。 このブームは終わるのか?というお話をしたい。

 
 
 
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