フォーラム講師一覧
2015年度フォーラム講師一覧
特別講演1
時 間
14:30-15:20
会 場
会津大学講堂
氏 名
津田 大介(ツダ ダイスケ)氏
職 業
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト
URL
プロフィール及び
講演要約
【講師プロフィール】
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。「ポリタス」編集長。
1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。大阪経済大学客員教授。京都造形芸術大学客員教授。
テレ朝チャンネル2「津田大介 日本にプラス+」キャスター。フジテレビ「みんなのニュース」ネットナビゲーター。
一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。株式会社ナターシャCo-Founder。
メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。
ソーシャルメディアを利用した新しいジャーナリズムをさまざまな形で実践。 世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ2013」選出。
主な著書に『ウェブで政治を動かす!』(朝日新書)、『動員の革命』(中公新書ラクレ)、『情報の呼吸法』(朝日出版社)、『Twitter社会論』(洋泉社新書)、『未来型サバイバル音楽論』(中公新書ラクレ)ほか。2011年9月より週刊有料メールマガジン「メディアの現場」を配信中。
【講演演題】
人に伝わる情報発信とは
【講演要約】
何かについての情報が、それぞれの家庭環境や教育水準、普段接する情報媒体などによって偏ることで本来伝わるべき情報が有効に伝わっていない状況があることを「情報のギャップ」があるという。ソーシャルメディアやスマートフォンの登場で変わったメディア環境を踏まえ、いかにして情報のギャップを埋めていき、効果的な情報発信をするやり方を解説する。
参加申込み
特別講演2
時 間
15:30-16:20
会 場
会津大学講堂
氏 名
野波 健蔵(ノナミ ケンゾウ)氏
大学・企業名
千葉大学/株式会社自律制御システム研究所
所属部署・役職
特別教授/代表取締役社長
URL
≫ 千葉大学西千葉キャンパス(野波研究室) ≫ 株式会社自律制御システム研究所
プロフィール及び
講演要約
【講師プロフィール】
1979年 東京都立大学大学院工学研究科機械工学専攻博士課程修了
1985年 米航空宇宙局(NASA)シニア研究員
1994年 千葉大学教授
2008年 千葉大学理事・副学長(研究担当)
1998年からドローンの研究開発を開始し、2001年日本で最初に小型無人ヘリの完全自律制御に成功
2010年 「Autonomous Flying Robots」をSpringer社から出版
2011年 日本学術会議連携会員
2012年 ミニサーベイヤーコンソーシアム会長
2013年 国際知的無人システム学会会長
2013年 大学発ベンチャー「(株)自律制御システム研究所」 代表取締役
2014年 千葉大学特別教授
2015年2月からミニサーベイヤーの量産を開始。オートパイロットフライトコントローラ(APFC)も年末から量産化予定。
【講演演題】
空の産業革命とドローンビジネス最前線
【講演要約】
2010年にフランス・パロット社から発売されたスマートフォンで制御できる玩具のARドローンが、現在のドローンブームに火をつけたと言われている。
2013年頃から中国・DJI社がホビー用ファントムシリーズをリリースし始めて一気に世界はドローン旋風に巻き込まれた。こうしたホビー用ドローンは主に空撮を楽しむことが目的で、世界で既に200万機近く販売されているとも言われている。こうしたホビー用ドローンの多くは優れた自律飛行性能を有しているために、これまで誰も見たことのない「驚きの動画」を世界中で競い合って撮影してYouTubeなどにアップされている。一方で墜落事故も多発しており、法整備が技術の進歩に追いついていない状況にある昨今である。
そして、2015年はホビー用から産業用に大きく舵が切られる「ドローン元年」とも言われ、インフラ点検・測量・警備・災害対応など様々な分野での利活用が予想以上の速さで急拡大していると同時に、需要に応えるべくドローンベンチャー企業も急拡大・急成長している。
こうした中で欧米はやや先行してドローン運用の法整備を進めているが、日本も航空法改正や省令の具体案策定を異例の速さで整えつつある。こうしたドローン運用法体系が確立されればドローンの安全性・信頼性・耐久性も当然ながらメーカー責任として要求されることになるため、ドローン自体の技術革新も加速することが期待される。こうした高性能ドローンの登場でドローンビジネスは着実に進化していくことになり、物流をはじめとする様々な産業が革新的に変化して、ライフスタイルに大きなイノベーションをもたらす可能性を秘めていると言える。まさに「空の産業革命」が現実味を帯びてきて、最後のフロンティアである地上300mの超低空空間は高度に利用される近未来社会が到来することも夢ではなくなる。
本講演ではドローンの現状技術と利活用から将来の技術展望、そして、空の産業革命と近未来社会について展望する。
参加申込み
専門セミナー①【テーマA】復興支援
〔SESSIONⅠ〕時間
10:00-10:50
会 場
会津大学先端ICTラボ(LICTiA)1F
氏 名
高枝 佳男(タカエダ ヨシオ)氏
大学・企業名
株式会社toor
所属部署・役職
代表取締役CEO&CTO
URL
≫ 株式会社toor
プロフィール及び
講演要約
【講師プロフィール】
•1986年〜:京都大学&同大学院にて高分子統計物理学を専攻。博士取得
•1995年〜:東燃化学(株)にて高分子製造プロセスエンジニア
•1998年〜:(株)三菱総合研究所にて高分子および遺伝子研究に関するシステム開発プロジェクトに数多く参画
•2006年〜:特許解析ビジネスベンチャーを創業。取締役&代表取締役
•2012年〜現在:株式会社toor創業、代表取締役就任。
奥会津の豊かな自然の中、築130年の古民家オフィスを拠点にビッグデータビジネスで世界進出を目指しています。
専門:ビッグデータ解析、統計物理学
【講演演題】
センサーデータの可視化による国道252号線道路劣化診断
【講演要約】
奥会津只見川沿いを走る国道252号線の道路劣化の状況を、日常的に走行している道路パトロールカーに搭載したドライブレコーダーの加速度センサデータを独自手法で可視化するとともに、既存の評価手法との比較を行っていただきます。
本手法の有効性が実証されれば、行政による道路利用者や周辺住民への補修状況の説明責任を容易に果たせるようになるだけでなく、福島県をはじめ全国の地方自治体が管理する国道(今後3桁国道だけでなく2桁国道も地方自治体が管理することになる)の道路補修事業の効率化&コスト削減が見込まれ、地方の国への依存度の軽減につながります。
参加申込み
〔SESSIONⅡ〕時間
11:00-11:50
会 場
会津大学先端ICTラボ(LICTiA)1F
氏 名
豊田 祥一(トヨダ ショウイチ)氏
大学・企業名
ネットワンシステムズ株式会社
所属部署・役職
市場開発本部エグゼクティブエキスパート
URL
プロフィール及び
講演要約
【講師プロフィール】
1963年 栃木県出身
1993年 東北大学大学院工学研究科終了 工博
1993年 三菱マテリアル株式会社入社
2005年 ネットワンシステムズ株式会社入社
2011年 サービス事業グループ プロフェッショナルサービス本部 本部長
2012年 サービス事業グループ サービスソリューション本部 本部長
2013年 エリア・パブリック事業グループ 参事
宮内庁情報化統括責任者(CIO)補佐官(2007年、2009年)
【講演演題】
組織のセキュリティインシデント対応能力の強化について
【講演要約】
昨今では、サイバー攻撃を受けた際にいかに対応するかが、自治体および企業等の喫緊の課題となっており、予想されるサイバー攻撃への組織としての対応能力をより一層強化することが求められている。このような背景のもと、一般社団法人オープンガバメント・コンソーシアムは、米国国立標準技術研究所(NIST)の定めたセキュリティインシデント対応ガイドライン「NIST SP800-61」をベースに、「組織対応力ベンチマークチェックシート」及び「組織対応力ベンチマーク解説書」を作成した。本講演においては、この組織対応力ベンチマークの概要を解説する。
参加申込み
〔SESSIONⅢ〕時間
13:00-13:50
会 場
会津大学先端ICTラボ(LICTiA)1F
氏 名
石垣 陽(イシガキ ヨウ)氏
大学・企業名
ヤグチ電子工業(石巻市)
所属部署・役職
取締役CTO
URL
≫ ヤグチ電子工業
プロフィール及び
講演要約
【講師プロフィール】
石巻~東京~世界を繋ぐ様々なプロジェクトに挑戦中。
1976年生まれ。多摩美術大学・電気通信大学大学院終了、博士(工学)。
セコムIS研究所にて12年間、医療機器やネットワークセキュリティの研究に従事。
震災を期にヤグチ電子工業㈱へ転職。
市民放射線監視プロジェクトRadiation-Watch.orgの活動にてグッドデザイン賞、ドイツRedDotデザイン賞を受賞、南アフリカShuttleworth財団FlashGrant授与など、国内外からの評価も高い。
ヤグチ電子工業(株)は、1974年神奈川県相模原市にて創業、2009年宮城県石巻市に移転。SONY、CASIO、アイリスオーヤマなど大手メーカーのOEM生産を行ってきた。2011年には初の自社商品となる「ポケットガイガー」を発表、その後、特殊デジタルサイネージ「ホワイトスクリーン」、小児弱視治療のための医療機器「オクルパッド」など独創的な商品を次々と発表している。
【講演演題】
クラウドファンディング&SNSで世界を巻き込むモノづくり
~ポケットガイガーを事例として~
【講演要約】
クラウドファンディングKickstarterによる立ちあげ、ソーシャルプロダクト化、オープンソースハードウェア、半製品化によるDIYイノベーション、パブリシティ獲得、国際共同研究への広がりなど、既存のビジネスの枠組みにとらわれない新しい物づくりスタイルを、「ポケットガイガー」を通じて提案します。
「ポケットガイガー」は、スマホで見えない放射線量を「測定」「共有」し、技術者や専門家を交えてソーシャルメディア上で「議論」する、スマートフォン接続型の放射線測定センサです。これまで石巻から5万台以上を出荷し、100万地点以上のデータを共有してきました。
これからの製造業は、モノやサービスを売るだけでなく、世界中のユーザや専門家、技術者を巻き込んでコミュイティをつくり、次のステップ、新しいイノベーション、面白い研究に繋げて行くことが大切だと思っています。
参加申込み
専門セミナー②【テーマB】ロボット
〔SESSIONⅠ〕時間
10:00-10:50
会 場
会津大学UBIC 3Dシアター
氏 名
安藤 慶昭(アンドウ ノリアキ)氏
大学・企業名
産業技術総合研究所
所属部署・役職
主任研究員
URL
プロフィール及び
講演要約
【講師プロフィール】
北海道札幌市出身。
平成9年京都大学工学部電気電子工学科卒業。
平成14年東京大学大学院工学系研究科修了。博士(工学)。
平成14年より同大学学術研究支援員。
平成15年独立行政法人産業技術総合研究所研究員。
平成21年同主任研究員。
平成22年よりドイツミュンヘン工科大学客員研究員。
平成26年経済産業省製造産業局産業機械課。
平成27年より国立研究開発法人産業技術総合研究所ロボットイノベーション研究センター主任研究員。
テレオペレーション、ネットワークロボティクス、空間知能化、ロボットソフトウェアアーキテクチャ、RTミドルウェアの研究・開発および標準化に従事。OMG(オブジェクトマネジメントグループ)において、RTC(Robotic Technology Component)を標準化。RTC version 1.0 FTF Chair。Robotics DTF Infrastructure WG Chair。IEEE、日本ロボット学会、日本機械学会、計測自動制御学会会員。
【講演演題】
ロボットミドルウェア標準:「RTミドルウェア」
~日本のロボット創出力強化を目指して~
【講演要約】
近年のロボット開発競争において、ソフト面で弱い日本は諸外国に追いつき追い越されつつある。こうした状況のもと、政府は今年2月にロボット活用のアクションプランとして「ロボット新戦略」を取りまとめた。その柱の一つとして、「ロボット創出力の抜本強化」がうたわれている。次世代ロボットにおいては、ユーザの要求を適切に分析し、ロボット開発者のみならず、関連するステークホルダのアイディアをいかに早くロボットシステムとして実現するかが問われている。
RTミドルウェア (RT-Middleware: RTM) は、経産省・NEDO等いくつかのプロジェクトにまたがり産総研が中心となって研究・開発・標準化された国産のロボット用ミドルウェアである。複雑化するロボットシステム開発において、既存の要素技術を結び付け、開発の効率化を図ることで、このロボット創出力強化の切り札になりうるRTミドルウェアについて概要を紹介する。
参加申込み
〔SESSIONⅡ〕時間
11:00-11:50
会 場
会津大学UBIC 3Dシアター
氏 名
市川 裕則(イチカワ ヤスノリ)氏
大学・企業名
スキューズ株式会社
所属部署・役職
常務取締役
URL
プロフィール及び
講演要約
【講師プロフィール】
平成35年8月7日生まれ
平成16年 スキューズ株式会社に入社、現在まで一貫してロボットハンドシステム、ロボットアームシステムの研究・開発に従事する。
同志社大学工学部機械システム工学科、東京大学工学部精密機械学科、東京農工大学大学院生物システム応用科学府、京都府立医科大学医学(系)研究科(研究院)、大阪大学大学院基礎工学研究科との共同研究開発のリーダーを務める。
平成26年度 農業界と産業界の連携による先端モデル農業確立実証事業(農林水産省)において、自律走行ロボットによるトマト収穫システムを開発中。
本人が発明者である特許一覧
特許第4847096号、特許第4818016号、特許第4900809号、特許第4212644号(以上ロボットハンド)特許第5438244号、特許第551719号(以上ロボットアーム)
その他、米国、EU諸国、中華人民共和国にて特許取得
【講演演題】
実は概念先行のIoT、第四次産業革命と騒がれている割には実体を示せる事例は少ない。実ビジネスのトレンドをもとに、IoTを考える。
【講演要約】
IoTとは
クラウド、ソーシャル、ビッグデータに続くものとして「モノのインターネット」(Internet of Things:IoT)が注目を集めている。しかしながら、概念先行で第四次産業革命の実体はあまり知られていない。コンビニでおにぎりを買うとその購入情報をもとに、おにぎりが自動で製造・配送されるビジネスモデルが実は存在している。
最先端ビジネスの事例をもとに、IoTを判りやすく解説する。
参加申込み
〔SESSIONⅢ〕時間
13:00-13:50
会 場
会津大学UBIC 3Dシアター
大学・企業名
会津大学
URL
≫ 会津大学
プロジェクト名
会津大学ロボットバレー創出推進事業
講演要約
会津大学では、福島県の補助事業「ロボット技術開発支援事業費補助金」の採択を受けて、平成27(2015)年度より3年間、福島県内外の企業や研究機関等と連携して、災害対応ロボット等の研究開発(会津大学ロボットバレー創出推進事業)に取り組んでいます。
我が国最大のICT専門の大学として、本学の強みを活かしたロボット開発の技術支援を行うことにより、東日本大震災・原子力災害からの福島県の復興・再生に寄与することを目的としており、本学が開学してから最大規模の産学連携プロジェクトに位置付けられます。
この講演では、会津大学ロボットバレー創出推進事業に取り組む4人の研究者より、研究課題などについて説明を行います。
氏 名
岡 嶐一(オカ リュウイチ)
所属部署・役職
学長兼理事長
担 当
・ドロネット(有線ケーブル結合ドローンネットワーク)
【講演要約】
複数ドローンを有線ケーブルで繋いだ,「ドロネット」の概念を提案する。現在のドローンは単体が通常であるが、それの群として運動も、単なる単体ドローンの集まりでしかない。有線ケーブルで複数ドローンを結合し、それらを有線給電で長時間飛行させ、重い荷物を運び、風などの外乱に強いなど、新たな機能をもつ、「ドロネット」の開発状況について説明する。
氏 名
成瀬 継太郎(ナルセ ケイタロウ)
所属部署・役職
コンピュータ理工学部 情報システム学部門 上級准教授
担 当
・屋外用大型災害対応ロボット
・屋内用小型災害対応ロボット
・アイガモロボット
【講演要約】
会津大学ロボットバレー創出支援事業の先行事例として、成瀬上級准教授が会津地方の産学官連携組織(会津産業ネットワークフォーラム)とともに研究開発を進めている、水田除草用自動小型ロボット「アイガモロボット」をご紹介いたします。
氏 名
矢口 勇一(ヤグチ ユウイチ)
所属部署・役職
コンピュータ理工学部 情報システム学部門 准教授
担 当
・鳥瞰視点カメラロボット(ドローン)
【講演要約】
ドローンによる開発をより便利にするOpenRTMコンポーネント化の提案と、これに基づく分散オブジェクト型の隊列・群制御ソフトウエア群、並びに隊列制御や群制御を実現するための画像処理技術をご紹介いたします。
氏 名
渡部 有隆(ワタノベ ユタカ)
所属部署・役職
コンピュータ理工学部 情報システム学部門 准教授
担 当
・ソフトウェアライブラリー
【講演要約】
国立研究開発法人産業技術総合研究所で研究・開発・標準化されたロボット開発のためのミドルウェア「OpenRTM-aist」をベースとした、ロボット産業振興のためのソフトウェアライブラリRTC-Library-FUKUSHIMAの概要をご紹介いたします。
参加申込み
専門セミナー③【テーマC】ベンチャー
〔SESSIONⅠ〕時間
10:00-10:50
会 場
会津大学先端ICTラボ(LICTiA)2F
氏 名
佐藤 保(サトウ タモツ)氏
大学・企業名
株式会社ウェブレッジ
所属部署・役職
代表取締役
URL
プロフィール及び
講演要約
【講師プロフィール】
福島県郡山市出身。会津大学1期生。
会津大学大学院を卒業後、富士通株式会社に入社。品質保証本部にてサーバーの品質チェックを行うプログラムの開発に従事。
その後、総合商社のeビジネスの戦略会社を経て株式会社ぐるなび入社。Webマーケティングと品質管理のマネージャーを担当。
2009年に「バグを憎んで、人を憎まず」をキーワードにWebサービス専門の第三者検証サービスである株式会社ウェブレッジを起業し、現在は会社経営全般と新規事業開発の役員を担当している。
【講演演題】
会津大学からマザーズへ、コツコツ事業でのIPOへの挑戦!
【講演要約】
スペシャリストになれなかった「いちエンジニア」が、システムテストという地味な作業に目を付け、第三者検証サービスをてがける株式会社ウェブレッジを起業してしまう・・・。
そんな起業までの経緯を、数年以内に会津大学から初のIPOを目指す株式会社ウェブレッジのご紹介と共にお話致します。
氏 名
池端 隆司(イケハタ リュウジ)氏
大学・企業名
株式会社ウェブレッジ
所属部署・役職
取締役 第一検証事業部長
URL
プロフィール及び
講演要約
【講師プロフィール】
個人で1,000台以上の携帯端末を保有する株式会社ウェブレッジの携帯電話研究家。
株式会社ウェブレッジに2011年入社し、品質検証事業部の事業部長としてテストチームのマネージメントする他、「携帯電話研究家・品質コンサルタント」として活動。品質管理体制の構築・検証手法の提案、ニアショア・オフショア検証の体制構築提案を実施。そのほか国内、国外の携帯電話市場調査やアプリケーションの企画やアイディアの提案なども行う。
■メディア活動:TBS ひるおび!、産経新聞 、MBSラジオ 他
■執筆活動:産経アプリスタ、技術評論社 他
■著書:『ディープでギークなスマホ情報ーこれがスマホ&モバイルの未来だ!?』(技術評論社刊)
[取扱電子書店]
Gihyo Digital Publishing、Amazon Kindle、楽天Kobo
【講演演題】
全てのワイヤレスセンサーが攻撃対象! IoT時代におけるセキュリティーの考え方。
【講演要約】
10年後、 50億人がネットワークに接続し、 500億のモノがネットワークに接続する時代が来ると言われている。 ワイヤレスセンサーの数も、1年間で1兆個を使われデバイス通しで通信しあう時代がやってくる。 現時点で世界全体の70%のデバイスが、暗号化されていないネットワークに繋がっている。
直面している問題点とは?どの様な対策が必要なのか?
IoT社会に必須になる問題点を解説します。
参加申込み
〔SESSIONⅡ〕時間
11:00-11:50
会 場
会津大学先端ICTラボ(LICTiA)2F
氏 名
片山 暁雄(カタヤマ アキオ)氏
大学・企業名
株式会社ソラコム
所属部署・役職
プリンシパルソフトウェアエンジニア
URL
≫ 株式会社ソラコム
プロフィール及び
講演要約
【講師プロフィール】
1977年 大阪生まれ。
金融機関向けのシステム開発と、AWSを使用した資産管理事業の立ち上げを行うかたわら、オープンソースのJavaフレームワークプロジェクトや、AWS(Amazon Web Services)の日本ユーザーグループ(JAWS-UG)の立ち上げに関わり、2011年にアマゾンデータサービスジャパンに入社。
日本でのAWSクラウド普及をミッションとし、エンタープライズ顧客を中心に、AWS利用時のアーキテクチャ設計サポートや技術支援、イベントやセミナーでの講演などを行う。
2015年、株式会社ソラコムに入社し、ソラコムの提供するIoTプラットフォームの設計構築を担当している。
著書にはAWSクラウドデザインパターン設計編、実装編、Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築(日経BP社)など。
【講演演題】
IoTが創る新しいビジネスエコシステム
【講演要約】
AWSに代表されるクラウドコンピューターがもたらしたプラットフォームの革新により、大量のコンピューターリソースやストレージを安価かつプログラマブルに利用できるようになり、DropBoxやNetflixなどのベンチャー企業が非常に大きなビジネスを行えるようになりました。
そして現在、非常に注目されているIoTの分野も、プラットフォームの革新により、今までの枠組みに囚われない新しいアイデアを持つベンチャー企業が、大きくビジネスを行える環境が整いつつあります。
本発表では、IoTが今後大きなビジネスプラットフォームになるために必要な要素についての現状をお話しし、IoTがもたらす新しいビジネスエコシステムについての今後の展望を、クラウド、デバイス、モバイル、APIなどのキーワードとともにお話し致します。
参加申込み
〔SESSIONⅢ〕時間
13:00-13:50
会 場
会津大学先端ICTラボ(LICTiA)2F
氏 名
栄藤 稔(エトウ ミノル)氏
大学・企業名
株式会社NTTドコモ
所属部署・役職
執行役員 イノベーション統括部長
URL
プロフィール及び
講演要約
【講師プロフィール】
3年毎にやることが変わる技術屋。
学生時代はZ80で並列コンピュータ試作する計算機研究。
パナソニックに就職と共にデジタルVCR試作。
3年後ATRに出向。役に立たない非単調推論、知識構造表現を研究。
ATRから大学に行き、パターン認識研究を2年間。これで学位取得。パナソニックに戻りMPEG標準化のリーダー。
2000年にドコモに転じ、モバイルマルチメディアを担当。
そのときAppleと組んで定めたファイル形式がMP4。自称iPodの外祖父。
2002年末にシリコンバレーに異動となり、モバイルインターネット。一方で、標準化活動でMPEGのエミー賞受賞に貢献。
2005年に日本に戻り、分散音声認識を商用化。
2007年にデータマイニングを立ち上げ、並列分散ペタバイトデータベースを構築。
twitterなどストリーム処理を含めた自然言語処理応用をデータ量と並列計算システムで解決するアプローチを実践。
これは「しゃべってコンシェル」で具現化。
2012年6月より、戦略企画部門に移り、ネットワークインフラ強化とクラウドによる新規事業創出を担当。 2014年6月よりNTTグループの投資部門であるNTTドコモベンチャーズ社長及び2014年10月より機械翻訳の新規事業である株式会社みらい翻訳の社長を兼務。
1985年広島大院修士了。工学博士(大阪大学)。
twitter IDはmickbean。
詳しい略歴は以下を参照のこと
http://www.linkedin.com/in/micketoh
【講演演題】
IoTによって生まれる新規事業と社会変革
【講演要約】
モノのインターネットを通信モジュールが様々なデバイスに搭載されること
と限定して捉える人は少ないだろう。
IoT時代の中心はデータであり、そのデータを社会産業の最適化に利用できる企業が勝者となる。GE社のIndustirla Network, ドイツ政府のIndustrie4.0の活動を俯瞰しながらIoT時代に必要な技術、社会構造、そしてそれによって生みだされる新規事業について述べる。
IoTにより人とモノが融合した産業では、モノ作りも変わろうとしている。それは決して未来のことではなく、今、起きつつある現象である。
米国のモノ作り支援会社Dragoninnovationと我々の活動の2つを紹介してその現象を解説する。
参加申込み