フォーラム概要・日程
主催者あいさつ
会津IT秋フォーラム2010の開催に当たり、ごあいさつを申し上げます。
当フォーラムは、平成19年度より、会津の地から全国へそして世界へITの情報を発信し、ITの先進地を目指すという目標を掲げ、「会津ITサマーフォーラム」という名称で開催してまいりました。4年目を迎える今年、「歴史の地、会津からITの未来を拓(ひら)く」をキャッチフレーズに、「会津IT秋フォーラム2010」として装いも新たに開催いたします。これもひとえに、皆様方の御支援と御協力の賜であり、心から感謝申し上げます。
本学が立地する会津地域は、磐梯山や猪苗代湖に代表される豊かな自然に恵まれ、また「歴史の地」会津を象徴する鶴ヶ城の門前に広がる城下町には、酒、味噌、醤油、漆器、絵ろうそくなどの伝統産業が今もなお受け継がれており、近年では、半導体や電子部品・デバイスなどの高度部材、高度情報サービス産業が集積する地域として発展してまいりました。
こうした背景の中、本学は1993年に我が国で最初のコンピュータ理工学専門の大学として開学いたしました。本学では、建学の基本理念のひとつに「地域産業・文化への貢献」を掲げており、公立大学では全国一の大学発ベンチャー企業を輩出するなどの地域貢献活動を推進してまいりました。また昨年4月に、先端情報科学研究センター(CAIST(カイスト))を設立し、「宇宙情報科学」、「環境情報科学」、「医学・医療」の3つの重点分野で、本学の研究成果を生かし地域産業の振興と新産業の創出を目指しております。今回御講演いただく「はやぶさ」プロジェクトにも、「宇宙情報科学」に属する本学の教員が深くかかわっております。
今年のフォーラムは、「会津に来ればITの未来が分かる」を目標に、各界のIT分野を代表する方々をお招きして、参加された皆様と、ITの先端技術や技術動向等について情報を共有していただくことで、IT技術を活用した地域の活性化や、新産業の創出に結びつくことを、大いに期待しております。そしてまた、本日、本フォーラムにおいでいただいたのをきっかけに、秋の会津路を散策していただき、会津の魅力を発見していただけましたら幸いです。
結びに、講師の方々をはじめ、本フォーラムの開催に御尽力をいただきました皆様方に対し、深く敬意と感謝の意を表しますとともに、会津地域が今後の日本、さらには世界をリードするITの先進地となりますよう努めてまいりますので、今後とも御支援、御協力をお願い申し上げ、私のあいさつといたします。
フォーラム概要
事業の目標
会津大学を核として、会津の地から県内はもとより全国各地へ、そして世界に向けてITに関する情報発信をすることで、ITの先進地を目指し、ひいては、当該フォーラムを契機とした、地元産業界、教員、学生と全国各地のIT関係者との様々な交流により新たなビジネスチャンスが生み出され、会津大学及び会津地域のIT産業が持続的に発展していくことを目指す。
事業概要
全国のITに関わる企業人、研究者、学生などが一同に集い、基調講演及び特別講演、3トラック9の分科会を通して、様々な角度からITの次世代について語り合い、交流を深める。
開催概要
平成22年10月15日(金)に会津大学を会場に、基調講演、特別講演、会津大学発ベンチャー企業によるポスターセッションと展示、3トラック9の分科会を開催する。
会場案内
基調講演及び特別講演 会津大学講堂
分科会 会津大学講義棟1階
※ キャンパスマップはこちら。
フォーラム日程
基調講演・特別講演
基調講演
10:00-11:00
「はやぶさが挑んだ人類初の往復の小惑星イトカワへの旅」
独立行政法人宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所
宇宙航行システム研究系 研究主幹 教授 川口 淳一郎
特別講演
11:10-12:10
「クラウドコンピューティング時代のソフトウェア革命」
グーグル株式会社 エンジニアリングマネージャ 及川 卓也
大学発ベンチャー企業によるポスターセッションと展示
ポスターセッション
12:10-13:30
展示
12:10-15:50
(株)Eyes, JAPAN
(株)シンク
(株)デザイニウム
分科会 - クラウドトラック
Chair
株式会社 ナディス 代表取締役
宮澤 洋一
講演者Ⅰ
13:30-14:30
「クラウド時代における日本・韓国におけるNAVERの取り組み」
ネイバージャパン株式会社 事業戦略室 室長/Chief Strategist 舛田 淳
講演者Ⅱ
14:40-15:40
「富士通のクラウドへの取り組み~企業経営や社会へICTで貢献~」
富士通株式会社 サービスビジネス本部プロジェクト統括部長
クラウド/APM担当兼APMサービス推進部長 横山 耕三
講演者Ⅲ
15:50-16:50
「クラウドで日本が果たすべき役割とは?」
日本オラクル株式会社 クラウドE&A統括本部 クラウド・エヴァンジェリスト 中村 彰二朗
分科会 - Webテクノロジートラック
Chair
株式会社GClue 代表取締役
佐々木 陽
講演者Ⅰ
13:30-14:30
「iPhone/iPadショック 2010」
ITジャーナリスト 林 信行
講演者Ⅱ
14:40-15:40
「クアルコムのアプリケーションプラットフォーム戦略」
クアルコムジャパン株式会社 代表取締役会長兼社長 山田 純
講演者Ⅲ
15:50-16:50
「HTML5の動向と展望」
株式会社オープンウェブ・テクノロジー 代表取締役 白石 俊平
グーグル株式会社 Developer Advocate 北村 英志
分科会 - 地域・ベンチャートラック
Chair
株式会社エフコム 専務取締役
瓜生 利典
講演者Ⅰ
13:30-14:30
「農漁業とITとコミュニケーション」
(ITと農業)フウド株式会社 代表取締役 齋藤 悠
講演者Ⅱ
14:40-15:40
「モバイルテクノロジーで医療・ヘルスケアの現場をサポート」
(医工連携)株式会社KDDI研究所 健康・医療ICTプロジェクト プロジェクトリーダー 橋本 真幸
講演者Ⅲ
15:50-16:50
会津大学発ベンチャー認定企業によるプレゼンテーション
(株)Eyes, JAPAN
(株)シンク
(株)デザイニウム
参加申込みについて
申込用紙を下記よりダウンロードいただき、メールまたはFAXにて、お名前、フリガナ、ご職業(※勤務先)、連絡先(電話番号、※E-mailアドレス) ※可能であれば記入ください。
の4点をご記入の上、会津大学事務局企画連携課までお送りください。
参加無料です。
会津IT秋フォーラム2010チラシ
後援機関
東北経済産業局、東北総合通信局、福島県、福島県教育委員会、会津若松市、喜多方市、福島県市長会、 福島県町村会、特定非営利活動法人超学際的研究機構、一般社団法人福島県情報産業協会、福島民報社、福島民友新聞社
協賛企業
株式会社エフコム、日本オラクル株式会社、株式会社東邦銀行、会津オリンパス株式会社、オン・セミコンダクター・テクノロジー株式会社、会津産学懇話会、会津信用金庫、財団法人会津地域教育・学術振興財団、株式会社FSK、株式会社住田光学ガラス、株式会社大東銀行、東京電力株式会社猪苗代電力所、東北電力株式会社会津若松支社、株式会社BWR運転訓練センター、株式会社Eyes, JAPAN、会津商工信用組合、株式会社デザイニウム、株式会社ナディス、株式会社東日本計算センター、福島コンピューターシステム株式会社