施設利用案内

UBICは「ふくしまデジタルイノベーション地域中核拠点」へ生まれ変わりました。

202410月にリニューアルオープン~

背景

 UBICは、大学が有する ICTの専門性とオープンイノベーションの手法を活用し、産業創出や人材育成の面で様々な取組みを実施してきました。このたび、経済産業省の産学連携推進事業費補助金(地域の中核大学等のインキュベーション・産学融合拠点の整備(大学等向け))を活用し、ソフト面で会津オープンイノベーション会議(AOI会議)という強力なエコシステムツールに加え、ハード面での施設改修を行い、今後のデジタルイノベーション(ICTOI)の中核拠点として、地域発の新産業ならびにスタートアップ創出を加速することを目的に、最先端 ICTを活用したオープンイノベーション環境を再整備しました。

施設概要

 現行のUBIC内のインキュベーション施設とオープンスペースを中心に改修を実施し、ICT分野の中でも重点5領域「AI(人工知能)・DS(データサイエンス)・CS(サイバーセキュリティ)・CN(カーボンニュートラル)・CPS(サイバーフィジカルシステム)」に関する専門ラボ(研究環境)を新設します。この専門ラボを利用したAOI会議、企業との共同研究を推進するとともに、併設する企業向けプロジェクトルームを使って本学シーズの社会実装化を図ります。

また教職員・企業・学生を問わず利用可能なスペースを整備し、地域の課題解決や相互連携に向けた交流を図り、さらに学生向けのプロジェクト体験スペースを確保することにより、起業マインドの醸成、先輩ベンチャーからの助言など、専門ラボや交流スペースと合わせて、スタートアップ創出のための環境を提供します。今回の施設整備により、地域中核拠点としてデジタルイノベーションの広範な普及と地域活性化に貢献してまいります。

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【施設写真】


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エントランス交流スペース インキュベーションスペース

5つの研究ラボ


AIラボ データサイエンスラボ
  • 多数GPU搭載計算サーバによる大量データAIモデル
  • 電力測定装置やFPGAによるAIチップ処理性能実証
  • 各種AI+IoT処理の実証環境の整備
  • 計算サーバによる大量データ処理環境
  • 解析結果の可視化とデモンストレーションデータ
  • インタフェース/解析ツール整備

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サイバーセキュリティラボ カーボンニュートラルラボ サイバーフィジカルシステムラボ
  • サイバーレンジ演習環境整備
  • 演習用最新シナリオ作成と検証
  • ロボットセキュリティ実証環境
  • CO2循環や再エネ関連モニタ
  • 各種エネマネシステム対応
  • 会津若松市脱炭素先行地域連携
  • 運動解析ルーム環境整備
  • ロボット関連CPS実証実験対応
  • 遠隔地との仮想環境構築実証

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重点取組



オープンイノベーションの
バブ機能の強化

高付加価値な研究成果の
創出と産業移転

スタートアップの創出と
成長支援

  • 多様なステークホルダとの交流活性化のためのスペース整備
  • 民間DX、スマートシティ・デジタル田園都市での行政連携
  • 専門人材の育成と呼び込み
  • 福島国際研究教育機構との連携
  • デジタルイノベーションのハブ機能
  • 今後の民間需要が見込める重点ICT分野の5研究ラボの整備
  • 学内研究クラスタとの連携強化
  • 産業移転を目指した研究成果の高付加価値化
  • 民間投資による大学の知のサイクルと産学連携エコシステムの形成
  • 創業関連教育の再整備(SGU・スタートアップ支援事業)
  • 学生のプロジェクト体験スペース
  • 企業との先端共同研究によるシーズ実装・企業内起業支援
  • 既存スタートアップとのプロジェクト協業による成長支援

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