センシング機能を自動代替する頑健な無線センサネットワーク
宮崎 敏明 教授
新技術の概要
複数のセンサノード群が協調動作し、センサノードの一部が故障しても、周囲のセンサノードがその故障した機能を代替し、システム全体の機能が停止することなく面的に偏りのない環境情報を取得し続ける無線センサネットワーク(WSN)。
従来技術・競合技術との比較
既存WSNが持つネットワークの自動形成機能に加え、故障したセンサノードの機能を周辺センサノードが自律的に代替する。そのため、WSNの設置に際し、専門知識が不要であり、その後のメンテナンスも必要ないため、運用コストを著しく軽減できる。
新技術の特徴
・使用環境に応じたセンシング機能の自動割り付け
・故障センサノードの自動切り離しと、周辺センサノードによる自動的な機能代替
・初期設定・メンテナンス不要
・センサノードの増減に対して即応
想定される用途
・迅速な導入が可能な災害現場の監視
・森林・河川・農地などの屋外長期監視
・ビル管理用モニタシステム
・独居老人のモニタ
詳細についてはこちらをどうぞ。