工房1,5が合同企業見学会実施!!
● 見学日時:2008年05月31日(土) 14:00〜17:30
● 見学場所:(株)メカテック(喜多方市岩月町喜多方字林崎616-2 TEL:0241-21-1516
● 見学参加者:9名(学生7名+慎先生+浅野Co)。但し、TAの参加はカウントしない。
工房1:沖拓史、板垣拓也、大澤聡 (TA---叶、佐藤健太郎、二瓶光、王軍波)
工房5:藤平優香、森田竜平、上野良、鈴木智之 (愼上級准教授)
● 見学目的: 工房1: FA装置における機能安全事例現場研修(シーケンス制御自動機械の機能安全)
工房5:カム機構を使った自動機械の現場研修(カムの動作、自動機へのカム適用等)
● スケジュール:
14:00 会津大学正門前出発(ジャンボタクシー)
14:40 メカテック到着
15:00〜16:00 自動機見学
16:00〜16:40 ディスカッション
16:50 メカテック出発
17:30 会津大学到着・解散
1.見学のまとめ
今回は工房1と工房5による合同見学会が実施されました。工房1テーマ「組込み製品や制御システムにおける機能安全」、工房5テーマ「コンピュータによるカム運動曲線創成システム」の両方にマッチする企業として喜多方にある(株)メカテックさんを選定し「携帯電話電池の自動箱詰め装置」を見学させて頂きました。この装置は、運動部にカム機構、リニアモータ、エアシリンダがミックスして使われる自動機であり、機械タクトが1秒を切る高速マシンでもあります。
又、ものづくりの全工程を見学させて頂いたことは、大学での座学と実社会活動の繋がりについての理解を深めました。
1) 機能安全についての学び
方式の異なるこれらの運動部のマッチングをとる為、様々なセンサを使った機能安全システムが組込まれています。FA制御システムにおける機能安全は、主にPLC(Programmable Logic Controller)という制御ユニットが使われておりこの中に衝突防止等の機能安全システムとしてインタロック回路が組込まれているのです。しかし最適な機能安全システムを構築できるのは、矢張りPLCを使いこなす設計者の設計力であるといえます。
2) カム機構についての学び
高速運動には矢張りカム機構が最適であることが理解できました。カム運動曲線が最適化されれば、更に振動低減が可能となり装置の更なる高速化を実現できます。この意味で、工房5で実施している「コンピュータを使った最適なカム運動曲線創成システム」は、地元のものづくり企業に貢献できるものと思います。
又、カム機構はエアシリンダやリニアモータによる運動と比べて電力消費量が少ない省エネ機構であるという学びは新しい発見でした。更に、カム機構そのものが機能安全システムの役割を果たしているということも興味深い学びでした
2.ディスカッション
Q1.自動機という一品料理生産はハイレベルの技術力が要求されると思うが、どのように対応しているのか?
A.自動機開発は、機械技術者だけでは出来ないし、電気技術者だけでも、制御技術者だけでもソフト技術者だけでも出来ない。これらの技術を総合した技術者が要求されるが、このような技術者は現場で経験を積ませながら根気よく育てていくしかない。中でも今一番求められている技術者はITを含む制御技術者である。是非、会津大生にものづくりの分野に進んでもらいたい。